【真珠湾への道】十六

第二節 バルバロッサ作戦
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41年(昭和 16年)6 月12日、駐独大使大島浩から驚くべき情報がもたらされた。

ドイツが近日中にもソ連に侵攻を開始するというもので、

ヒトラーが日本に対ソ参戦を要請しているというものだった。


16日にもヒトラーはドイツ滞在中の山下奉文に同様の依頼を行った。

6月 18日、ドイツ軍200個師団が一挙にソビエト国境を突破、

意表を突かれたソ連軍は壊滅的打撃を蒙った。

数千機のソ連戦闘機が飛び立つ前に地上で破壊され、

ドイツ機甲部隊は得意の電撃戦でモスクワを目指し快進撃を続けた。

世界中の多くの有識者、軍人は

フランスを数ヶ月で崩壊させたドイツ軍は短期間で勝利できると予測していた。

そして日本陸軍では侵攻直後にある議論に火がついた。

ドイツ軍はモスクワ前面まで迫っておりソ連は防戦に手一杯である。

シベリアのソ連軍はモスクワ防衛のために極東から欧州へ派遣され、

千載一遇の好機が訪れる。

南方作戦は中止し、がら空きとなったシベリアへ関東軍を侵攻させ

、明治以来の懸案北方の脅威を排除すべきだという主張である。いわゆる「北進論」である。


6月 28日、陸軍内で対ソ戦シュミレーションが行われた。

これは山下奉文が対ソ戦について説明するもので「山下報告会」と呼ばれた。
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東條英機陸相を始め杉山元・武藤章・田中新一作戦部長など陸軍首脳陣が出席した。

 だが北進は意外に厳しいものであるという結論に達した。

満州駐留の関東軍の戦力は 25個師団であった。

対する極東ソ連軍は 40個師団であると予想された、兵力差は歴然である。

 これでは満州防衛が精一杯で関東軍が攻勢を実施するためには倍の師団数が必要となると考えられた。

現状で作戦を実施するなら極東ソ連軍が西方へ転用された場合でも半数程度まで減少しなければ攻勢は失敗すると予想された。

予備役と内地師団を動員し関東軍を倍に増強させる。

これの動員は偽装のため「関東軍特種演習」と呼称することとなる。

そして極東ソ連軍が減少するような自体が発生すれば、

ソ連領に突入する。

戦闘中さらに内地から兵力を輸送し優勢のまま勝利する。

これが参謀本部で立案された対ソ作戦だった。

 積極的に北進を唱えたのは田中新一作戦部長だったが東条英機陸相や参謀本部作戦課の課員らは悲観的だと踏んでいた。

 これは妥当で作戦実行は困難を極める。

まず 6月28 日から「関特演」によって動員を開始したとしても

師団を倍に増強させるには8月29 日までかかると推定された。

 シベリアでは 10月中旬から厳寒期に入るため動員完了直後から戦闘を開始したとしても

自由な行動が可能なのは1ヶ月半程度しかない。

開戦時にはソ連軍が減少していたとしても、

それでもシベリア中部のルフロフォ以北の進撃は不可能で

厳寒期に入る10月中旬からは防御に回りシベリアに立て篭もるという内容だった。


 山下連絡会では勝利は難しいと結論づけられた

また作戦実施には海軍の協力が必要である。

東條は海軍の賛成が得られないこと出席者に説明し、会議は未決定で散会。

海軍は北進に猛反対していた。

この作戦案は独ソ戦のわずか3日後から即興で練られたもので真珠湾攻撃案を持つ海軍には不安定要素の多い案だと見えた。

また別宮暖朗氏が指摘するように海軍軍人にとり北進のような百万を超える大兵力が壮絶な死闘を繰り広げるという戦争は理解し難く、

避けなければならないと考えた側面もあったと思われる。

≪次の記事 17.独ソ戦と海軍≫


posted by 右野翼 滅罪 at 23:00 | Comment(0) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

色即是空空即是色

今日は色即是空の意味が何となくわかって来た。

色即是空は知覚出来るものと、知覚出来ないが確かに存在しているモノは同じだと言っていると解釈している。

詳しくは今度書くが、目に見えないものも、目に見えるものとある程度同じような働きを持っている。

心と体である。

例えば、人を殴ると相手に
力が行くが、自分の拳も痛い。

心も同じで、相手を攻撃すると、自分も結局はダメージをうける。

攻撃ばかりして、相手に全部かわされると、攻め疲して逆にダウンしたりする。

後、依存にしてもそうだ、好きだらうが嫌いだろうが、持たれかかられると相手はしんどくて振り払いたくなる。

相手を引っ張る時も、相手の心が行こうとする方向に引っ張らないとついて来ない。


心と体は良く似ている。

それともう一つ!

心と体は分けられないという。

分けられないのは確かだが、
全く同じモノではない。

車の両輪の如くであり、偏るのがよくない。

体と心が統一されて、同じ回転数で回る事により、ドンドン真っ直ぐ進んで行く。

現代の人は、速く進むどころか、真っ直ぐ進む事すら出来ないのだ。

これは私も同じだが。


もっと色々あるが今日は時間の関係でメモ程度にしておこう。

posted by 右野翼 滅罪 at 21:04 | Comment(0) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

朝のレバレッジ効果!

朝、五時に起きてお寺に登って座ってみる。

まだ習慣になっていないので、起きぬけは眠いが、布団畳んで寝巻き畳んで、ストレッチして水を浴びると目が覚めてくる。

まだ暗い中お寺に登る、なんか幽霊でも出るかなとか、CK,JKみたいなことかんがえながら
行っているが気持ちはいい。

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一日の始まりの中にある、無限のエネルギーを貰いながら、景色を見る。

朝なにかやるのは、昼間や夜にやる何倍もの効果があるような気がしてならない。

私はこの予感を朝のレバレッジ効果と名付けたが、全くもってトンデモ論である。


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川がゆったりと流れるのをみて、この中にはどれだけのパワーや生命が宿っているのかに想いを馳せると、何故かいい気分になる。

混沌と統一

まずは、自らを一にする事だな。

posted by 右野翼 滅罪 at 15:04 | Comment(0) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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