マクドナルドと帝国陸海軍

 突然だが私はマクドナルド愛好者だ。学生時代から好きで仕事中もときどき食べる。

 なにしろマクドナルド批判の映画「スーパー・サイズ・ミー」を見て食べたくなくなって、翌日食べに行ったぐらいだからもう救いようがない

 

 その私でも最近、マックに行くと嫌気がさす。そうあの60秒キャンペーンである。
 60秒で何とかしなければと店員がドタバタしているのを見ると正直哀れになる。上のむちゃくちゃな企画でストップウォッチを気にしつつ、せかされてやっているんだろうなと思うと「別に無料券いらないんで、普通にしてください」とさえいいたくなる。
 
 ご存知の通り、この60秒キャンペーンはすでにネット上でも批判の的になっている。
 
 店員はせかされる、ここぞとばかりに横柄に振舞う客が押し寄せる。品物はぐちゃぐちゃ、まともな客は辟易する。従業員が不平を漏らせばネット上での発言を禁止させる。

 卑しい客が押し寄せ、マトモな客が去る・・・・。

 客から見ても、大半の社員から見ても明らかに間違っているのに上層部(社長以外どれだけが賛成しているのか知らないが・・・)が意地になって計画を変更しない。
 そうこうしているうちに社の莫大な費用と労力が消えてゆく、心ある幹部は歯噛みしていることだろう。

 私はふと大東亜戦争中の陸軍参謀本部や海軍軍令部のこの調子だったのではないかと思った。
 当ブログでは戦前の美点を伝える一方、大東亜戦争中の帝国陸海軍、特に参謀のひどさについてたびたび採り上げてきた。

 人間魚雷回天の発案者にして、その犠牲となった黒木大尉は七度の血書で人間魚雷を提案・志願する一方軍司令部を「国賊」と罵っていた。 

 明らかに無意味な作戦を次々と立てて、国民や将兵が次々に犠牲になる。参謀らは仲間意識と出世欲で意見具申する気がない、まともな人はパージされる。
 
 現在のマクドナルド経営を見てふとそのようなことを思った次第である。

                           
    人と比べてどこか思考の軸が狂っているのではないかと自問する滅罪


posted by 右野翼 滅罪 at 18:39 | Comment(1) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

滅罪辻説法「物事は必然」

 今回、大阪市立桜宮高校で発生した体罰による生徒の自殺事件が世間を騒然とさせている。
 
 私は体罰を全否定するものではないが、この教師は以前から尋常でない暴力を周囲に振るっていたようで一度懲戒処分を受けているにもかかわらず暴力を繰り返していたらしい。これを見ても免責の余地はないであろう。

 以前発生した柔道選手の強姦疑惑でもそうだが、こうした事件の被疑者は事件が表面化する前に同様のことをあちこちでやらかしている。

 私はこうした刑事事件やそれより大規模な猟奇殺人事件の書籍を読んできたが、事件というのは突然起こるわけではないことがわかる。

 こういった事件の犯人は以前から同種のことを繰り返している。また小さい成功を収めるとしだいにエスカレートしてくる。
 例えば銃乱射犯は最初に道路標識を射撃し、ついで動物、最後は人へと移行するという。また殺人鬼は必ず人を殺す前に動物虐待を繰り返している。警察が動物虐待犯を警戒するのは理由のないことではない。

 今回の教師にしても部活動で好成績を挙げており、周囲にも体罰を黙認する空気があったようだ。それでこの教師は少々の暴力は許されると思い、体罰を繰り返していたのだろう。
 残念ながら人間には弱者を痛めつけて楽しむ悪しき本性が潜んでいる。周囲が止めない限り、暴力や虐待は必ずエスカレートする。相手が立場上無抵抗なら尚更である。
 
 周囲からも「あいつはやりすぎだ」「危険人物だ」「このままいつか大変なことになる」と言われ続けていることが多い。
 またやっている当人も心の奥底で「これ以上はまずいかも」「そろそろ逮捕されるのでは」と思っている。
 
 結局、周囲も本人も危険性を認識しながら、止められず案の定大事件になるのである。全てのことは必然である。

                                        滅罪
 
posted by 右野翼 滅罪 at 23:20 | Comment(2) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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