ルクソール事件〜イスラムテロを忘れるな〜


 平成9年(1997年)11月17日午前9時15分(日本時間午後4時15分)、エジプト、ルクソールの王家の谷近くにある、ハトシェプスト女王葬祭殿の前で外国人観光客ら200名がテロリストに襲撃された。

 下手人のマハモート・ファラシューティらは観光客を待ち伏せ、無差別に自動小銃を乱射。
 
 テロリストは弾薬がなくなるまで撃ち続け、短剣で襲いかかった。現場は阿鼻叫喚の地獄と化した、観光客らは成すすべもなくなぎ倒された。テロリストは執拗に生存者を探し出しては、頭部に銃弾を撃ち込んでとどめを刺していった。凶行は約30分に及んだ。事件現場は血の海となった。
 
 犯人は現場から逃亡し、警察との銃撃戦の末、6名全員が射殺された。

 これによって、日本人10人、スイス人43人、イギリス人4人、他3人の計60人、エジプト人のガイドや警察官計3人、テロリスト6人の合わせて69人が死亡し、85人が負傷した。

 エジプト外国人観光客襲撃事件、世に言うルクソール事件である。

 『エジプト外国人観光客襲撃事件』


 この事件ではJTBが企画したエジプト・ギリシャツアーに参加していた日本人も犠牲となった。凶弾に倒れたのは5組の夫婦(内4組は新婚だった)と女性添乗員、計11名であった。
 重体となった新婚夫婦の夫(当時29歳)を除いて、全員が殺害された。検視の結果、ほとんどの人が正面から撃たれていたという。

 当時筆者は中学生だったが、幸せの絶頂にある若い夫婦が突如命をを奪われたことに世間が衝撃を受け、マスコミ各社も連日報道していたのを覚えている。

 私がなぜ今、この事件を取り上げたのか。それは最近、「反米論を撃つ」(田久保忠衛・小森義久 著 恒文社)を読み返していて、同書に掲載されていたご遺族の方の投書を眼にしたからだ。

 反米論を撃つ [単行本] / 田久保 忠衛, 古森 義久 (著); 恒文社21 (刊)

 これは平成9年12月16日の朝日新聞「声」欄に掲載された、JTBの女性添乗員(事件当時47歳)のご母堂の投書である。私はこれを目にし何ともいえない気持ちになった。
 

 「娘が帰ってきました。エジプトのテロ事件で殺されて帰って来ました。十年余も添乗員をやり、あんなに楽しそうに行ったのに。
 そのくやしさ、つらさに気も遠くなる思いです。娘の名を呼びながら、家に帰ったよと言ってやるのが精いっぱいでした。
 額は包帯でまかれ、口もとしかわからない。いよいよ火葬になる時、そっと頭の包帯を上に上げて見ました。やっぱり富己恵だ。
 そしたら、その下に穴が開いています。もう涙がとまりません。みけんを真正面からうたれた穴でした。」


 9・11テロが起きたとき、左翼文化人・陰謀論者・そして反米保守が一斉にイスラム原理主義者を擁護し反米プロパガンダを開始した。

 特に当時小林よしのり・西部邁らは耳を塞ぎたくなるような犯罪者擁護を展開した。西部は「ビンラディンはイエス・キリストに似ている」(「発言者」2001年12月号)「僕はアルカイーダ日本支部の老人クラブに入る」(「アホ 間抜け ビョーキの親米保守」)などと放言を繰り返した。

 また小林は「戦争論2」「テロリアンナイト」などでビン・ラディンを英雄のように褒め称えた。そもそも小林は「戦争論1」ではルクソール事件に触れテロリストを「個を喪失した狂信者」と批判していたにも関わらずである。

 だが、このルクソール事件を引き起こした「イスラム集団」はアルカイダと共闘し、アルカイダナンバー2でありビンラディン殺害後指導者に就任したアイマン・ザワヒリとも関係が深い。
 無辜の同胞を虐殺したのは間違いなく彼らが称えるイスラム原理主義者なのである。

 そもそも小林はWTCは「バベルの塔」であり、「アメリカの傲慢が神の怒りを買った」などとテロを絶賛しているが、9・11テロでは日本人24人が犠牲になっている。
 

 虐殺された同胞、悲しみに暮れる遺族など眼中になく、加害者への賛辞を送り続ける―彼らは拉致事件に全く関心を示さず、その存在すら抹殺しようとし、金日成万歳を叫んでいた醜悪な連中となんら変わらない。

 
 いまだにこのようなテロリスト擁護や「日本は巻き込まれるべきではない」という論は根強い。
 
 かつては『悪魔の詩』 訳者殺人事件、そしてこのルクソール事件、フィリピン航空434便爆破事件、9・11テロ事件と我が国は中東情勢に深く関与しようが、しまいがイスラム原理主義テロの標的であり続けた。 そしてイラクではイラク日本人外交官射殺事件をはじめとする複数のテロ攻撃を受け、今回アルジェリアでも同胞がアルカイダの犠牲となった。

 ルクソール事件の女性添乗員や夫婦がイスラム原理主義と何の関係があったと言うのか。テロリストは恐らく中東の地理すらよく知らなかったであろう無関係の人々を自分勝手な理屈で虐殺したのである。

 加えて言えばルクソール事件の目的は、外国人を殺傷することでエジプトへの観光客を減らし、最大の外貨収入源である観光業、ひいては経済に打撃を与え、国民の不満をかきたてて政府転覆を図るというものであった。
 エジプトでイスラム集団がテロ活動を活発化させたのは、平成4年(1992年)ごろからだが、5年間で外国人だけでなくエジプト政府関係者や兵士や警察官など1100人を殺害している。なお共闘してたザワヒリのジハード団は同国のサダト大統領も暗殺している。テロリストは同胞であっても見境なく殺害する、テロは「弱者の最後の手段」でもレジスタンス運動でもないのである。

 そしてルクソール事件に衝撃を受けたムバラク政権が徹底的に関係者を検挙・掃討するとエジプトにおけるテロは沈静化し、観光業は再び息を吹き返した。「テロリストに報復しても問題は解決しない」という主張は虚偽なのである。

 テロは民間人や兵士や警官を国際法に反してをだましうちにする卑劣なものであり、現在アメリカだけでなく世界がテロと戦っている。イラク戦争に反対したフランスやドイツでさえアフガンに派兵している。
 
 そして国家には国民の生命財産を守る義務があることは論を待たない。日本に中立という選択肢がないことは明らかである。

 ルクソール事件は我が国がイスラム原理主義からの大規模テロを受けた最初の事件であった。
 イスラム原理テロはアメリカが対テロ戦争に踏み切って以降、かつての勢いはない。だが今後も発生するであろう。

 我が国が今後テロリストと対峙するとき、必ず国内ではテロリストを擁護したり、日本だけは宥和政策を採ろうという主張が必ず出てくるであろう。

 しかしその時思い出さなければならないのはこのルクソール事件である。この事件を見れば日本はとっくの昔に望むと望まざるとに関わらず、彼らのターゲットになっていることは明らかである。

 このような卑劣な所業を二度と起こさせない毅然たる姿勢と武力が我が国には必要なのである。
   
                                 
                                       滅罪


posted by 右野翼 滅罪 at 22:25 | Comment(3) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

青年よ!疑問を抱け!!


最近在日にTwitterでよく絡む。

かなり、在日はぶっ飛んでいるが、根本まで進めて行くと、『うっ』と切り返せない議論もあってそれが非常に面白い。

一つは憲法の国民と言うのは外国人も含む住民の事である、

と言うモノだ。

これは聴いた瞬間噴飯物だったのだが、よくかんがえたら反論が出来なかった。

なぜなら、外国人向けの憲法など無いからだ、

確かに参政権問題の時に、96条第二項の住民とは日本国民を指す、と言う判決が出た。

事はある、日本国民じゃないなら、外国人は憲法守らなくてなくていいのか??

となるとそんな事は無くて守らないと行けないし、権利も与えられている。

問題なのはこれは外国人にも適用しますよ、これは日本国民だけに適用しますよ、とわざわざ書いていない、というのが在日の理屈で。

だったら我々も国民だ!!!

と言って、こっちに逆に出て行けなどと言い出す始末。

まあ、それはいい。

こういった議論をして、疑問符がある状態で、村田春樹先生の講義をネットで聴くと、めちゃくちゃ入ってくる!!

いつも聴いているのだが、聴き流しているだけなのである、
しかし、一旦自分が主体的に疑問を持った瞬間、水門が開いたかの如く、内容が入ってくるのである。

現代人は疑問を持つ前に、答えが氾濫している社会にいる、疑問が頭の中でグルグル回ると言う経験をしなくなっている。

学校教育もそうである、
一つも知りたい事なんか無いガキに無理矢理教育を詰め込む。

まあ教育とはそう言うもんなのだから仕方がないとは知っている。

勉強興味なーい、やりたくなーい。
じゃあ、学校行かなくていいよ!!

と言う事で、学校に行ってない奴といつも遊んでいたから、それはダメだとは分かってる。

しかし、あえて言いたい。

行きたくなけりゃあ行くな!!
先生に迷惑、学校に迷惑、国に迷惑、俺に迷惑だ!!!!

俺なんかまた幼稚園から大学まで行き直したいくらいだと言うのに、何も知りたい事なんてないフニャフニャ脳なら行かんでよし!!!

とにかく与えられて、与えられて、それを有難いとも思わずに、迷惑がっておけばいいし、一生やってればいいのだ。

我々はそうならない為にも、日々疑問を積極的に持ちましょう。


何でこうなんだろう??

ここはおかしく無いか??

何で皆これを濁すんだ??


疑問を研ぎ澄ませば研ぎ澄ますほどにその結論はあなたの血となり肉となります。

壮年よ!!疑問を抱け!!


みぎの
posted by 右野翼 滅罪 at 17:44 | Comment(0) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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