フォークランド紛争に学ぶ尖閣防衛5


フォークランド紛争に学ぶ尖閣防衛〜国防・教育の再興が戦争を防ぐ〜

 第4章「ロザリオ作戦」

 
 アルゼンチンはフォークランド諸島及び、サウスジョージア島、サウスサンドウィッチ島全島占領を企図した「ロザリオ作戦」を開始した。
 注目すべきは侵攻第一波は民間人に偽装した海兵隊員だったことである。

 昭和57年3月19日、アルゼンチン「解体業者」を名乗る一団がサウスジョージア島に不法上陸した。
 駐在していたイギリス南極観測隊員が誰何すると彼らはアルゼンチンと英国、両国政府から許可を得て上陸していると応じた。
 しかし本国に照会してもそうした事実は存在せず、解体業者らはアルゼンチン国旗掲揚し始めた。
 
 これは英国でもたちまち報道され、政府はこれに厳重に抗議。哨戒艦エンデュランスと海兵隊を急派した。 この時エンデュランスに乗り込んでいた王立海兵隊(ロイヤルマリーン)は23名に過ぎなかった。
 
 英国側の如何なる要人も政府機関も侵攻の直前までアルゼンチンの侵攻があるなど夢にも思っていなかった。アルゼンチンの行動は度重なる『嫌がらせ』の一つに過ぎないと考えていたのである。海兵隊急派も念のための処置であった。

 だがすでに戦争は始まっていた。22日にはアルゼンチン側が退去していった。この時英国側では全員が退去したという情報が流れ関係者は安堵した。

 だが実際には大量の物資が残され、数名が残置されていた。この残ったアルゼンチン人こそ海兵隊の分遣隊であり、残された物資は武器・弾薬・無線機・食料であった。

 25日、サウスジョージア島の分遣隊の誘導で、500名のアルゼンチン軍が侵入を開始した。
 4月2日にはアルゼンチン軍が4000名を動員した全面侵攻が発動された。瞬く間にフォークランド諸島の他、サウスジョージア島、サウスサンドウィッチ島の全島が制圧されたのである。



【戦訓6】侵略者は第一撃を撃った事実を誤魔化すため民兵や民間人に偽装した兵士を先頭に立てることがある。現在押し寄せている中国の漁船団や監視船は侵略の尖兵と見るべきである。

                                         滅罪



posted by 右野翼 滅罪 at 00:07 | Comment(0) | 【日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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